お片付けサポーター 春日 真琴
ライフオーガナイザー®
リユースオーガナイザー会員
1979年生まれ 新潟県上越市在住
はじめまして。
ライフオーガナイザー®
imacoco 春日真琴です。
私が片付けを通じてお伝えしたいこと、それは
”自分にとって最適だと思える選択肢を選び取っていく”ということ。
それは、モノに限らず、人生全体に言えることだからです。
選び取っていくということは、言い替えれば、
自分にとって不要なものや本当は望んでいないものは
「そぎ落としていく」ということ。
それが
“いまをここちよくいきる”
ことに繋がっていくのだと、私は思っています。
現代の私たちは忙しすぎて、目の前のことをこなすのに精いっぱいです。
そしてモノと情報が溢れる時代。
不安を煽るニュース。
「これさえやっとけば安泰」がない不確実な時代。
SNSで「あたなへのおすすめ」が自動で流れてきて
あたかも自分が選択したかと思わせて誘導される日々。
トレンドやバズるものを追いかけ続ける毎日。
そのうちに、自分が本当に大切にしたいこと、もの、人が
分からなくなってしまう。
その蓄積がもたらすものが、こんな気持ち。
「なんとなく自分に自信が持てない」
「日々なんとなくモヤモヤしながら過ごしている」
「何かを変えたいけれど、どうすればよいのかわからない」
そんな、流れてゆく人生の時間の中で立ち止まっている方に向けて、
「自分にとっての心地よさを見つける暮らしの土台作り」
「理想の生き方を叶える片付けマインドコーチング」
を提供しています。
ライフオーガナイズに出会ったきっかけ
ライフオーガナイズとの出会いは、新築した家での暮らしがうまくいかず片付けのモヤモヤを解消しようと講座を受けたことがきっかけでした。
現在、夫と10歳5歳の姉妹の4人で住んでいる家は、7年ほど前に建てました。
建築家さんに設計してもらい、地元でも定評のある建設会社さんに建ててもらった何一つ申し分ない新居。
それなのに、毎日モヤモヤしていました。
アパートから引っ越しをするときに、3分の2くらいのモノを処分していたので、新しい家に引っ越せば、モノは減らしてあるし家は広くなるし、気分よく過ごせるだろうと思っていたのですが、実際は全然でした。
片付ける時間が作れず、いつまでも荷解きが進まない。
家族が寝静まった後、やっと片付け始めても、どこに何をどのように収めればいいのかが分からない。
ガサゴソ試行錯誤していると、夫に「夜なのにうるさい」と文句を言われる始末。
片づけは妻である私の仕事だというプレッシャーも感じていました。
そんなある日、片付けの講座がフリーペーパーに載っているのを見つけました。
家の片付けが進まず困っていた私が何気なく申し込んだその講座で、初めてライフオーガナイズという言葉を知りました。
内容は目から鱗の連続でした。
「人を主役に考える」
「モノや空間の片付けより先に思考や価値観を整理する」
今まで片付けについて考えたこともなかった私にとって、ライフオーガナイズは片付けという行動に意識が芽生えるきっかけとなったのです。
それからは「自分や家族を主役」に考えながら家の中の仕組みを整えていくようになりました。
どうすれば使いやすいか。効率がいいか。楽か。
自分なりに観察し仮説を立てたことが実践できると嬉しくなりました。
この繰り返しが、自分で自分の暮らしをコントロールできているという自己効力感に繋がっていきました。
ターニングポイント
そんな風に、家の中の片付けを日々繰り返していくうちに、
暮らしの中の違和感や小さなストレスに気付けるようになりました。
なぜ違和感やストレスを感じるのか
改善するにはどうしたらよいか
こういったことを考える習慣が身に付きました。
そして、それはモノや空間といった目に見える物質的なものを超えて、
時間の使い方や生き方といった、目に見えないものにまで至るようになりました。
本当にやりたいことは?
大切にしたいことは?
どんなことに時間を使いたい?
フルタイム会社員だったので、
仕事と時間の管理に関してはいろいろな仕組みを取り入れ、効率化を叶えていました。
でも、なぜか気持ちはいつも満たされずにいました。
どれだけ効率化しても、
生活の優先順位の一番上に君臨していたのは、私が本当に大切にしたいこととはどこかズレているように感じていました。
子供が、登園・登校したくないとぐずる日があっても、その気持ちに寄り添うことより「早く会社に行きたいのに」と思っている自分に大きな違和感を感じていました。
自分の仕事の都合で、子供達が遅い時間まで児童クラブや保育園で過ごしていることに罪悪感を感じていました。
共働きなら仕方のないことです。
でも、割り切れない思いがずっとどこかにありました。
育休から復帰した最初の年、残業や休日出勤を繰り返し、上司との折り合いも悪かった私は、ストレスではち切れそうでした。
きっと、子供に余裕を持って接することができていなかったと思います。
けれど、年末最終日にやはり残業をして帰ってきた私に子供が言った言葉は
「ママいつもありがとう」
ありがとうと言ってもらうようなことは何もできていなかったのに…
その言葉を聞いて「ごめんね、ごめんね」と泣いて抱きしめたことは今でも忘れません。
その時から、私に愛をくれる子供に対して私は同じように与えてあげられていないのではないかという後ろめたい気持ちで数年の時が経っていました。
こうして、毎日のように自分への質問を繰り返していくうちに、
自分の人生で大切なことは
「子供達が成長していく一瞬一瞬を見逃さないこと」
「家族に寄り添いやすい柔軟性のあるライフスタイル」
だと気付きました。
当時勤めていた会社では、
その条件を満たしながら働く方法が見つけられませんでした。
子供はあっという間に大きくなるとは言っても、小学校時代が終わるだけでもその時点でまだ7年以上ありました。
その間ずっと我慢しながら過ごせるだろうか?
考え続けました。
「人生は一度きり。それなら何を望む?どうすれば後悔しない?」
後悔しないためには、変化を起こさなきゃいけない。
あぁ、働き方を変える時が来たのだなと思いました。
退職を決断した時でした。
このように、大きなリスクを取ってでも変化という選択を選んだのは、
「一般論や他人の意見ではなく、自分にとって大事だと思うことを選ぶ」
というライフオーガナイズによる思考法が背中を押してくれたからです。
あなたにお伝えしたいこと
片付けや整理は手段であって、その目的は、片付けた先にある「在りたい自分」「理想の暮らし」に辿り着くことです。
ただ外側の世界に振り回されるままに過ごすのではなく、こうしたいと思う理想、今の現状、その間を埋めるためにやれることを、自分を真ん中に持ってきて考ること。
自分が何を望んでいるかを知り、それを叶えるためにはどうすればいいかを具体的に考え、行動に移すということ。
人生という限られた時間を、どう使い、どう生きるか。
やりたいことや幸せを感じるための時間を、どう生み出すのか。
それらを考え実行するためのサポートをすることが、私の仕事です。
そしてもうひとつ。
imacocoは「今を心地よく生きる」「今、此処に集中する」から生まれた言葉です。
人は、過去でも未来でもなく、今にしか生きられません。
過去に囚われることなく、未来に先延ばしにすることなく、今という時間を心満たして過ごす方法を見つけてみませんか。
片付けは、必ずその手助けになります。
さいごに
私の夢は、
「自分の好きなこと、やりたいことに気付いて、幸せに生きる女性を増やすこと」です。
大げさかもしれませんが、一人ひとりその人自身が幸せになっていけば、世界全体が幸せになることに繋がります。
ではその一人ひとりが幸せになるにはどうしたらよいか?
それは、その人が沢山ある選択肢から「自分にとっての幸せ」を見つけて選び取れるようになることではないかと思います。
女性は、仕事・家事・育児・介護と、自分以外のことをマルチにこなしていくことを求められがちです。
そんな中でも、自分の人生の主役は自分自身であることを忘れず、やるべきこととやりたいことの折り合いがつく着地点を探っていく。
片付けによってそのサポートをし、生き生きと過ごす女性を増やしていきます。
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