「古民家リトリート」夏至の日に幸せと生きがいについて考え、未来の足あとを描く
2025年6月21 日。
太陽のエネルギーが最も強い日だと言われている「夏至」の日に、築130年のリノベ古民家にて「古民家リトリート」を開催させていただきました。
(リノベ古民家オーナーのSさんには毎度ご協力いただき本当に感謝です!)
今回のリトリートの流れ
前回のリトリートの流れをベースに、夏らしいアクティビティを取り入れました。
①セットアップ:
「幸せと生きがい」をテーマとしたワークショップを開催。目に見えない幸せや生きがいを捉えるために、書き出しワークやペアワークを織り交ぜて考えていただきました。
②リラックス:
お昼ごはんを兼ねたアクティビティとして「流しそうめん」を企画。
Sさんが作ってくださった竹の台でそうめんを流し、揚げたての天ぷらと共に屋外でいただきました。
食後は、お茶を飲みながらお喋りしたりお昼寝したりと、各自リラックスタイム。
③フォーカス:
午後からは、ご自身の夢や理想の暮らしなどについて、各自書き出し作業を行いました。
最後にシェアタイムでお1人ずつ発表&全員からのフィードバックを行い、お互いの夢を応援し合いました。
写真で辿る、リトリートの様子
古民家に到着して早速目に飛び込んできたのが、家の前に設置された数メートルの流しそうめんの台!
Sさんが自宅の裏に生えている竹を割って作ってくださいました。(ありがとうございます)
早速、本日のリトリートのテーマのセットアップから。
まずは「幸福感」についてのウェルビーイングの研究結果などをご紹介。
その後、実際にご自身の過去の幸せや日常にある幸せについて、言葉にしていただきました。
皆さんが幸せについて語り合っているこの時間、雰囲気が、なんというか…とても心地よくて。
今までこういうワークショップを続けてきてよかったなぁとしみじみ感じ、私の「これまでの人生で幸せを感じた瞬間」になりました。
ワークの後は、リラックスタイム。
今回は、食事の準備から皆さんでやってみることにしました。
わいのわいのお喋りしつつも、この準備時間は「ひとつのことに向かって一緒に取り組む」という協同体験となります。
ちょうど、ワークショップで「幸せをつくる要素」のひとつに”一体感”があるとお伝えしたところでした。まさにウェルビーイング度が上がる時間なのです!
最後のフォーカスタイム~シェアタイムは、各自、ご自身の未来や夢に想いを馳せて書き出しをした後、それをひとりずつ発表し、全員がポジティブなフィードバックを行い、褒めて励まし合って、気持ちを高めました。
午前中のワークショップで「自分にとっての幸せ・喜び」について考えた流れからの、今後の夢や目標設定でしたので、皆さんのお顔がとても生き生きとしていたのが印象的でした。
普段、夢を語るってちょっと恥ずかしかったり、そもそも機会がないものです。
こうやって改めて立ち止まって、自分の向かいたい道はどっち?と想いを巡らし、それを誰かに聞いてもらう(そして肯定してもらう)ことで、未来で歩むであろう軌跡、つまり「未来の足あと」をイメージすることができたのではないかと思います。
参加者様のご感想
アンケート結果より抜粋してご紹介します。
・ぼんやりとした幸せ感から、いまある、いま持っている幸せに改めて気づかせてもらいました。
・後ろ向き思考から前向き思考に背中を押してもらえた。気持ちが解放されてとても楽しかったです。 皆さんそれぞれに尊敬する人たちばかりです。
・自分が他の人からどう見えているのかわかり、少し励みになりました。
・私の夢が明確になって未来が明るくなりました。皆さんのお話聞けるのも楽しいですし、共感できるのも嬉しいです。
・もう少し長い時間のほうが良かったのに〜、と思わせる、絶妙なタイムスケジュールでした。
・学びがしっかりとできた感じがします。雑談はほとんどなく、書き出すワーク、共有するペアワーク、発表して意見を聞かせてもらうワーク、全て心地よく進めることができました。
・皆さんで食事作り楽しかったです。 また、何か一緒に食事作ったりしたいです!
皆様のおかげでとても良い時間を過ごせました。
この度は、ご参加いただき誠にありがとうございました!
嬉しいお言葉をいただきました
帰り際、お礼に用意した「七転八起」の最中をお配りしました。
地元の和菓子屋「ほそ山」さんのお菓子です。
参加してくださった皆さんの夢が叶いますように、という気持ちを込めて…
これをお渡しした後、参加者様のお1人がこんなことをお話してくれました。
「今まで仕事で失敗などした時、落ち込むばかりだったけれど、月イチの振り返り会に参加するようになり自分と向き合ってきたことで、失敗した時も客観的に捉えて冷静に対応することができるようになりました。」
月イチリフレクションワークショップの効果を感じてくださっていて、私もとーっても嬉しかった!
1度2度では感じられないかもしれないけれど、こうして長く継続して取り組んでくださっている方がポジティブな変化を感じてくださっていることが、私にとって何よりの収穫でした。
次回のリトリートは?
まだ構想は何もないですが、なんとなく10月頃かなと考えています。新米の時期なので。
収穫したてのパワフルなお米さんたちから元気をもらいながら、また未来の足あとを描くようなワークをやりたいと思います。
リトリートは、毎月月末に開催しているオンラインワークショップ「未来の足あと部」にてご案内しています。
毎月のリフレクション(振り返り)を行い、自分で自分を褒めること・認めること、そして参加者同士で承認し合う時間は、小さく、でも、確実に、気持ちと行動に変化を起こします。
◆ワークショップは参加無料・出入り自由ですが、お申込みが必要となります。
◆未来の足あと部についてはこちらもご覧ください。
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