【振り返り会】リトリート気分で楽しめる対面交流会を開催しました
月に一度、オンラインで開催している「月イチ振り返り会」。
参加してくださる皆さまもお互いのことが少しずつ分かり、交流の気持ちが高まりつつあると感じていました。
メンバーのお一人で、築130年の古民家(ご実家)をDIYでリノベーションしている方(Sさん)がいらっしゃいます。
振り返り会の際にも、背景に雰囲気ある古民家のお部屋が映っていて、時々話題になっていました。
この場所で交流会をやったらいいかも、とふと思いついてSさんに相談したところ、快く承知してくださいました。
そこで、古民家を会場にして対面(リアル)で皆さまが会える集まりを企画することにしました。
リトリートと振り返り会
この思いつきは、私が「リトリート」という言葉と出会ったこととも関係があります。
リトリートとは、忙しい日常から離れて仕事や人間関係などで疲れた心身をリラックスさせ、今という時間に意識を向けること、またはそのようなことを取り入れた旅のことです。
一般的なお出かけや旅行は観光や娯楽がメインとなりますが、リトリートは心身の回復が目的です。
五感を開放し、内観する時間を持つことで自分に意識が向き、リフレッシュすることができます。
日常と離れたその行先で、緑を眺め、鳥や虫の鳴き声を聞き、新鮮な空気を吸い、体を労わる食事を味わいながら過ごせたら、心身共にリラックスできて自分の内側の声により耳を傾けやすいのではと想像していました。
古民家が建つ田舎の環境は、それを叶えてくれそうな気がしました。
リトリートに参加したことがあるわけではないので、実際はまた違うのかもしれませんが、自然豊かな場所に建つ古民家での振り返り会はとても良さそうに思えました。
ただ集まって楽しむのでも悪くはないのですが、この好環境だからこそ取り組めるワークもあるのではと思い、ワークショップ形式の交流会にしました。
リノベ古民家での対面交流会
当日はまず、Sさんのリノベ古民家を見学するところからスタート。
皆さま興味津々にお話を伺っていました。
(私はその間、お昼ご飯の仕込みをしていたので同行できず残念)
ひと通り見ていただいた後、2階の広々とした一室に集まり、ワークショップを開始。
※参加された皆さまには写真掲載の許可をいただいております。
ワークショップは、この日のために準備したオリジナルのものです。
テーマは「人生タイムライン」です。
過去10年を振り返る質問
現在の自分の在り方を確認する質問
今後10年の未来に向かって進んでいくための質問
この3部で構成されている、自分の人生の時間軸を俯瞰するワークです。
ワークの途中ではシェアタイムも設けて、ペアになって発表し合ってもらいました。
お相手の方と話しながらも、隣のペアの会話もところどころ耳に入ってきたのではないでしょうか。
これこそ、リアル会だからこそできること。
なかなかボリュームのあるワークで時間が足りなかったと思うのですが、それも想定内。
この時間は「種まき」のようなもの。
後からもじわじわと、自分の過去・現在・未来についてまた考えていただけたらいいなぁと思います。
書き出しワークを頑張った後は、ランチタイム。
地元産の新米と具沢山の豚汁を皆さんといただきました。
旬の食材を、シンプルに、分かち合って食べる。
それが一番の「ごちそう」なのかもしれません。
食後は、趣味で学んでいるというSさんより薬膳茶を振る舞っていただきました。
ブレンド方法について教えていただき、各々好きな薬膳茶を組み合わせてみました。
ティーポットにブレンドしてオリジナルの薬膳茶をつくります。
それにしても、この部屋から眺める景色といったら、解放感しかありません。
お茶菓子には、tsukihiさんの薬膳クッキーを用意しました。
「薬膳の面白さが伝わる美味しくて親しみやすいクッキーを提供したい」という思いがあるそうで、胡桃(クルミ)やシナモン、ごまといった親しみやすい材料を使っている点が気に入りました。
いくら体に良さそうでも、どんな味か想像できないのは提供側としては不安だったので^^;
参加された皆さんも、コーヒーやお菓子の差し入れをしてくださいました。ごちそうさまです!
お土産用の薬膳茶ブレンドも作らせていただき、至れり尽せりでした。
会場として提供していただいたリノベ古民家の雰囲気もよく、皆さんとても楽しそうに過ごされている様子を見ることができました。
ご参加いただいた皆さま、何から何まで協力してくださったSさん、本当にありがとうございました。
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実は「リトリート開催」は以前書いた夢リストの中に入っていました。
いつか実現したいなと思っていたことが叶えられ、私も嬉しかったです。
コロナ以降、オンラインが当たり前になりつつありますが、やはり対面での交流は良いものです。
オンライン、対面、どちらの良さも活かしながら、今後も振り返り会を続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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