子供の誕生日を心からお祝いしたいからやめた3つのこと
子どもの誕生日。
一年一年、積み重ねてきた成長を感じる時であり、
家族で楽しく過ごす時間でもあります。
一方で、親は、特にママはその準備が何かと大変だったりしますよね。
ケーキの予約やプレゼントの購入、
当日も部屋の飾りつけや料理を作るなど色々立ち回って忙しい・・・
主役である子供はもちろん、
それをお祝いする親(特にママね)も喜びに浸れたら
とても幸せな時間になりそうですよね。
先日、長女の誕生会をしました。
誕生会は毎年やっていますが、年々やり方を見直してきたことで心に余裕を持つことができるようになってきました。
会社員時代は時間がとにかくなかったにもかかわらず、子供の誕生日をちゃんとやってあげなくちゃ!という気持ちからいろいろ頑張りすぎているところもありました。
改めて思い返してみると、誕生日やイベントごとで私は何かと動き回っていて、子供達をお祝いする気持ちに浸りきる余裕を持てずにいたなぁと思います。
そこで今回は、誕生日や季節の節句、クリスマスといったイベントの時に「やめた」ことで、家族の希望に寄り添えて自分も満足できる結果になったことについて、まとめたいと思います。
「誕生日=ホールケーキ」と決めない
名前の入ったチョコのプレートを乗せたホールケーキにろうそくを歳の数だけ刺して、ふーっと火を消す…
幸せ溢れる誕生会の風景の定番ですよね♪
ですが、我が家は去年からこれをやめました。
ホールケーキはイベントらしさが出ていいのですが、小さいサイズにしてもほぼ食べきれません。
残しておいて後で食べるのでも全く問題はないのですが、そもそもなぜ残ってしまうのかについて掘り下げてみると…
・味に飽きてしまい食べ切れない
・ごちそうと一緒だと沢山は食べれない
・そもそもスポンジや生クリームがそれほど好物でもない
ということに辿り着きました。
最初に切り分けたケーキはだいたい食べますが、おかわりのケーキは上のフルーツだけで、下のスポンジとクリームだけが残るという現象が・・・
それで、ケーキを美味しく食べるのはワンカットのサイズで十分なんだなということに気が付きました。
また、誕生日は主役がいるのでまだいいのですが、季節の節句やクリスマスのケーキとなると、子供達(時に夫も含め)の食べたいケーキの味が合わず、不穏な空気になったことも。
それなら
自分の食べたいケーキを選ぼうよ
という話になりました。
昨年のクリスマスからは、ケーキ屋さんへみんなで行き、自分の好きなケーキをひとり一つずつ買うというスタイルに変えてみました。
ホールケーキでは見つけられないような味のケーキも選べるし、他の家族のために自分が食べたい味を我慢することもなくなりました。
そして、だいたい味の好みが分かれるので、お互いに味見をし合っていろんな味を楽しんでいます。
ホールケーキならではの良さもたくさんあるのですが、
食べたいケーキを決めて
お店を選定して
予約して
当日引き取りに行って・・・
これらが、地味に大変だったりします。
地味な苦労?の割には食べ残しが出るので、何となく毎回モヤモヤしていました。
なので、割り切って普通のケーキにしてみたら、案外家族は自分の好きなものを選べるとあって真剣にショーケースを見ているので、しばらくはこれでいいのかなと思っています。
ケーキが大好きで、ホールケーキを買ってもすぐ食べ切れちゃうというお家なら、こういう変更は不必要かもしれませんが(^^;
「当たり前を疑ってみる」と、より良い方法が見つかるかもしれないってことです。
ちなみに、ケーキが通常サイズだと、冷蔵庫の中で場所を取らないのもメリットの一つです。
「誕生会=誕生日当日」にこだわらない
誕生日という特別な日だからこそ、日にちにはこだわりたい。
そう考える方もいるかもしれません。
ただ、誕生日の曜日は毎年変わり、祝日生まれでない限りは平日になる可能性も多いですよね。
会社員時代は、平日だと前日までに下準備をし、更に当日も仕事が終わってからバタバタと準備をしなければならず、大変でした。
翌日も学校や保育園があると、学校の準備やお風呂など時間を気にしながらやらなければならないですしね。
(そうでない人なら、別にいいと思いますが)
我が家ではそのあたりはもう割り切ることにして
誕生会は、誕生日から一番近い休日の昼間にやる
と決めています。
「昼間」というのが、ポイントです。
ランチタイムに合わせて、午前中から準備を始めます。
その間に、夫と子供達でケーキを買いに行ってもらいます。
(自分のケーキの希望を伝えておきます)
ひとりで集中して準備ができるのが私としてはいいんです。
そして、誕生会では食事と一緒にケーキも食卓に並べちゃいます。
普段の食事では、まずごはんをちゃんと食べてほしいから、デザートは食後になりますが、誕生会に限っては、
好きなものから好きなように食べてよし
途中で食べるのをやめても再開してもよし
席を立っても座っても動き回ってもよし
という無礼講オールOKの日にしています。
そして、お腹がいっぱいになったら、お天気が良い時はのんびり散歩に出かけます。
いつもよりちょっと食べ過ぎちゃったなーという罪悪感も子供達とのお散歩で少しばかり解消しつつ、家族で過ごす時間をゆっくり味わうことができています。
片付けは、お家に帰ってからゆっくりと。
それでも、まだ十分にその日の時間が残ります。
夜のパーティーだとこうはいきません。
昼間開催にして、午後はのんびり「みんなで」過ごす。
これが、楽しい時間を作るのには欠かせないことだと思うようになりました。
「誕生日にプレゼントを渡す」と決めない
これは我が家の長女ならではことかもしれませんが、普段からおねだりすることもほとんどなく物欲がありません。
毎年、誕生日に欲しいものを聞くと、読みたい本など少しは出てくるのですが、これといって欲しいものがないらしく、答えに困っていました。
我が家は両家祖母がプレゼントを買ってくれるので、その「少しは出てきた」欲しいものはそちらにお願いしています。
ですが、そうすると親が買えるものがなくなるんですよね…
誕生日にプレゼントがないなんて可哀そうだし・・・
という親側の思いがあり、いろいろ好きそうなものを提案したりネットのサイトを見せたりして「これ、いいかも、ほしいかも」と言ってくれたものを買っていました。
でも、それって掘り下げると
ただの親のエゴ
なのかもって気付きました。
ちょっと乱暴な言い方をすると、誕生日というイベントを完了させるためには、プレゼントを買うというミッションを終わらせなければならない、そんな風に思っているところがあったのかもしれません。
欲しいものって、ある時ふっと見つかったりするじゃないですか。
我が家は、基本的にはお値段がいいものについては、誕生日かクリスマスにお願いしてもらっていますが、二つの時期からかけ離れているところでそれが出てきても、買ってあげるタイミングが難しいんですよね。
物欲の低めな長女に対して、次女は、あれもほしい、これもほしい!なタイプ。
いつでも好きに買い与えられる状況だと、不平等が生じてしまうのは目に見えてわかります。
そこで、今年はこんなものを作ってみました。
「プレゼントチケット」です。Canvaで作ってみました。
欲しいものが見つかった時にこのチケットを使って、いつでも親に堂々とおねだりできるよ、というわけです。
値段はあえて設定しません。
基本的には、欲しいと思ったものを買ってあげたいので。
(すっごい高いものだったらちょっと相談するかもしれないけど 笑)
長女に渡したら、
「すごい!こんなのがあるの?」と喜び驚いていました。
いや、ないよ。手作りだしw
こうやってカードに替えてプレゼントを渡したことで、誕生日までにプレゼント決めなくちゃというプレッシャーもなくなり、ゆっくり考えることができたようです。
まとめ
我が家で取り入れてみた、子どもの誕生会を心軽く過ごす方法はこの3つ。
・ホールケーキは買わず、各々食べたいケーキを買って違う味を楽しむ
・誕生日当日にこだわらず、誕生日から一番近い休日の昼間にパーティーをして
時間を気にせずゆっくり過ごす
・プレゼントは誕生日当日にこだわらず、欲しいものが出てきた時に買えるようにチケットで渡す
これは我が家のスタイルであって、
それぞれのお宅によって大事にしたい価値観が変わってくるかと思います。
皆さんが一番大切にしたいことは何ですか?
お祝いする側もされる側も、負担なく遠慮もなく楽しめるやり方で、一年に一度の大事な誕生日を心からお祝いすることができたらいいですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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