【ひとリート】25時間で行く金沢一泊ひとり旅後編。好奇心を満たすお散歩時間

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金沢ひとり旅「ひとリート」、前回の続きです。

前回の記事はこちら

心満ち足りる1日目を終え、ゆったりと朝を迎えました。

2日目は敢えてノープランにしていました。天気が悪く気温も低い予報だったからです。

外を見ると傘をさして歩いている人が。予報通り雨…

金沢は年間を通じて雨が多い地域だそうです。(同じ日本海側在住なので共感)
『弁当忘れても、傘忘れるな』という言い回しがあるんだとか。

ぶらりと尾山神社へ

チェックアウトまでホテルでゆっくり過ごし、いざ出発。

まちバスの時間までまだちょっとあるしどうしようか…

バス停ひとつ分歩いている途中に尾山神社があったので、立ち寄ってみることにしました。

雨が降っていて傘をさしてあるくのはどうかなーと思っていたのですが、雨模様がゆえにあまり人がおらず、快適に散策をすることができました。

尾山神社の入り口。思いの外観光客がいなくてラッキー。

 

ステンドグラスの窓やレンガ造りの壁などのモダンな要素を取り入れた門。奥に見える神社との対比が印象的です。

 

以前訪れた時はちょうどお正月で初詣をする人で賑わっていましたが、この日はすぐに参拝できました。

 

神社のすぐ前にガラス張りの近代的な建物が。美術館?と思いきや、お守りや御札の販売所でした。

 

金沢といえば前田利家公。立派な像が神社横にありました。

 

神社の横には池のある庭園が。小さな滝や小川があり、水の流れる音が心地よく聞こえてきていました。

 

庭園の奥の方まで歩いていくと、大きな橋がかかっていて幹線道路の向こう側に渡れるようになっていました。

お城のような門が見えますが、あれは?

この先には何があるんだろう。

好奇心に身を任せて歩き進めてみました。

歴史に出会う散策路、金沢城公園

調べてみると、ここは金沢城公園の入り口のひとつ「鼠多門」、そしてかかっている橋は「鼠多門橋」でした。

鼠多門は、黒い海鼠漆喰が特徴の門で、明治期の焼失以来136年ぶりに往時の姿で復元されたそうです。鼠多門橋も、往時と同じ位置に143年ぶりに再現されたとのこと。

立派な佇まい。それにしてもインバウンドだらけの前日の武家屋敷跡と違って人がほとんどいなくて良き。

門をくぐると、立派な庭園が広がっていました。玉泉院丸庭園です。

高低差のある立体的な構成、特徴のある石垣郡などが庭園の特徴となっています。

この庭園で伝統的な雪吊りの景色も堪能できました。公園の向こう側まで歩けば兼六園に辿り着けるようです。

 

遊歩道が続いていたので歩いてみることに。雨の中の散歩もよいものです。木々×水でマイナスイオンたっぷり。

 

雨で緑の葉が濡れ、つやつやと光っていてきれいでした。

 

二の丸広場に出ると立面図が展示されていました。とても細かい描写に思わず見入ってしまいました。

 

金沢城公園内には技法の異なる石垣がいくつもあり、壁の造りも特徴的。建築的に興味をそそるものばかり。こちらは三十間長屋。

 

散策路も整備されていて歩きやすいです。緑の中の階段を下って元の道に戻りました。

 

鼠多門まで戻ると、門の中を見学できるようだったので立ち寄ってみたのですが、ここで思いがけず、素晴らしい建築技術を見せていただくこととなりました。

場所別に木の種類を分け、当時の伝統的な技術で建てられています。ヒバ?の木の良い香りがしていました。癒されます。

 

太い梁が圧巻です。吹き抜けの構造がすごい!

 

柱の接続部分に木が差し込まれています。建築は詳しくないけれど、金属の部品は見当たらないからきっと伝統的な技法で建てられているのだと思います。

 

金沢の歴史文化に触れて、好奇心が大いに刺激される旅でした。

尾山神社周辺は昔ながらの街並みの中に喫茶店やカフェがいくつもありました。散歩したら楽しそう。

 

お昼過ぎの新幹線に乗って岐路につき、約25時間の金沢の旅が無事終了。

お昼ごはんは新幹線の中で。笹寿司3種。

 

家を出る時に次女が「これ食べてね」とくれたチョコ。離れていても忘れてないよ。

 

番外編:ちょっと豊かなホテル時間

朝、鈴木大拙館へ行こうか、それとも駅ビルでお買い物をするのもアリかも(地元にはそういう場所がないのである意味非日常)などと考えていたのですが…

ふと、ホテルの部屋で、鏡の横の棚に目が留まりました。これは…

内観、気になる…

最初、宗教的なものなのかなと怪しんだのですが、この緑色の本に内観について書かれており、そのプログラムを体験できるというもののようでした。

テープはさすがに借りませんでしたが、本を読んでみることにしました。

すると思いの外やめられず、気付けば1時間ほどで読了していました。

ゾーンに入れる時間もまた、リトリートの大切な要素の一部。

こういう旅先での本との出会い、私は好きです。

この本によれば、「内観」とは、吉本伊信という方が開発した自己探求法で「自分とは何かをみつめる」方法とのこと。

今、自分が取り組んでいる振り返り会やリトリートにも通ずるものがありました。

この本の最後の方に「ホテルチェーンを展開している会社の社長さんが内観に熱心で、多くの人に内観を知ってもらうために本書をすべての客室に常備した」と書かれていたのですが、もしかしてこのホテルのこと?ですよね?

偶然が導いた、よき出会いでした。

ちなみに、このホテルの客室には”ちょっといいアメニティ”が揃っていて、Refaのドライヤ、ヘアアイロン、シャワーヘッド、エアウィーブのマット、空気清浄機があり、ちょっと贅沢した気分になれました。

リファのドライヤーは髪がしっとりうるるんな手触りになって感動です。

 

4段階調整できるリファのシャワーヘッド。ほんの少しグレードアップしただけでお部屋時間もいい気分で過ごせました。

 

「ひとリート」おすすめポイント3選

ひとリートは、心身共に”ちょうどよい”旅でした。

おすすめしたいポイントはこの3つ。

心の赴くままに行動できる

旅のコントロール権が自分にあります。誰かに合わせたり気遣ったりせず、自分の心の向くままに行きたい場所を訪れ、好きな配分で時間を使えます。

気に入った場所にはじっくり時間をかけ、心からその場所・その時間を味わうことができます。

自分と向き合う時間を作れる

移動時間、ホテルの部屋での時間など、自分のためだけに時間を使えます。

家事などの日常のタスクはありません。向き合いたいことに集中できる環境がそこにはあります。

私がホテルの部屋で気になる本を見つけたように、旅先での出会いや体験から新たな視点を得ることもまた、自己について考えるきっかけに繋がります。

独りになることで感謝の気持ちに気付ける

日常に忙殺されていると、家族など周りの人の存在や暮らしの環境を「当たり前」だと思ってしまいがち。

でも物理的に離れることで、その大切さ・ありがたさを身をもって感じることができます。

感謝の気持ちを思い出し、気持ちをリセットすることができるのも、このひとリートの良いところです。

 

ひとりで旅する「ひとリート」、いかがだったでしょうか。

しっかり準備する旅もいいですが、思い立った時にバッグ1つで身軽に出掛けて心の思うままに非日常世界をただよう旅もまた、不思議な豊かさがありますよ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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