バッグの中に防災を。防災ボトルを旅と交通安全のお守りに作ってみた
災害が起きる瞬間、どこにいるかは誰にも分かりません。
自宅に防災備蓄をしっかり整えていたとしても、家から離れたところで災害にあったら?
そんなことから、携帯できる防災用品として「防災ボトル」を持ち歩いています。
きっかけは昨年、東京方面へ一泊二日で一人で出掛けた時。
都心で電車に乗って移動する際に災害が発生したらどうする?と考えた時、気持ちのお守りぐらいには立つかもしれないと思い、以前から興味もあったので作ってみました。
防災ボトルとは?
防災ボトルは、警視庁の警官である方のポストがきっかけで広まったようです。
ボトルの中には、緊急時に役立ちそうなライト、ホイッスル、アルミシート、飴やようかんなどの非常食、エチケット袋など、必要最小限の防災グッズを入れていました。
何を入れるかは人それぞれ。#防災ボトルで検索すると、いろいろな方の防災ボトル作成例を見ることができます。
防災ボトルの中身
何人かの防災ボトル例を見た上で、私が今回用意したのはこちら。
写真左上から時計回りに、
アルミシート・携帯トイレ2回分・絆創膏・小銭とお札・除菌ジェル・ミニタオル・アメ・ミニライト・ホイッスル
セリアやダイソーなどの100円均一ショップで揃うものがほとんどです。
携帯トイレは自宅で既に備蓄していたものから取り分けましたが、100円均一にある携帯エチケット袋で代用も可能かと思います。
防災ボトルの大きさと重さ
ボトルの大きさでかなり迷いましたが、多くの方が選んでいる500mlサイズは私のバッグには大きいと感じ、気軽に持ち歩けることを重視して400mlサイズのボトルで作りました。
手に持ってみたサイズ感はこちら。小さ目な私の手でも気軽に持てる大きさです。
ボトルの隙間に入れ込むように中身を入れ、なんとかフタが締まりました。
ようかんを入れたかったけど、このサイズでは限界があったので、大き目の飴ちゃんで代用。
私はお財布やポーチをバッグの中で立てて収納しているのですが、400mlのボトルは高さがほぼ同じになり、見た目もすっきりしてよいです。
試しに重さを測ってみたところ、243gでした。
缶コーヒーが200g弱なので、それより少しだけ重い程度です。
防災ボトルを作ってからずっとバッグの中にいれていますが、重さが気になったことはありません。防災ボトルを持つにあたり、バッグに入れているポーチの中身も見直して持ち物を厳選したことも理由の一つかもしれません。
ちなみに、ポーチの中には、メイク用品の他に、ティッシュ、ウェットティッシュ、ビニール袋、絆創膏、マスク(大人サイズと子供サイズ)、ヘアゴムなどが入っています。
ウェットティッシュやマスクの予備を普段持ち歩かない人は、防災ボトルに入れておくといいと思います。
身近に起こりうることに備えて
普段、地方在住で車で移動することが多いのですが、土地柄、実は怖いのが冬の大雪による立ち往生や大渋滞。
身動きが取れなくなり、何時間も車の中にいなくてはならないということも十分起こりうるのです。
実際、過去にも雪の多かった年にはそういった事態が発生しています。
そういった雪害時でなくとも、携帯トイレや非常食は、小さなお子さんがいる場合に時として役立つことがあるかもしれません。(子どもがお腹空いて暴れた時にアメをあげたら落ち着いたことがありました。笑)
防災ボトルはお守りみたいな存在
日頃から持ち歩ける防災ボトルが1本あると、外出先で災害が発生した際、ほんの気持ちばかりかもしれませんが何かの役に立ってくれるかもしれません。
災害対策のため、というよりは、いざという時の心の拠り所とか、お守り、そんな立ち位置でまずは1つ作ってみるのはどうでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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