能登半島地震後の防災対策アップデート:我が家の新たな3つの備え

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能登半島地震から1年が経ちました。

防災用品や備蓄食材はもともと準備していましたが、去年の地震発生直後に改めて防災の意識が強まり、いくつか対策を追加しました。

今回はその内容をご紹介したいと思います。

1. 防災バッグの置き場所を変えた

今まで防災バッグは2階の小さな納戸に入れていました。

しかし、この場所だともし1階にいた場合、わざわざ取りに行くのが大変だし、普段は開けない収納なのでその存在を忘れがちです。

そこで、地震発生後はリビングの戸棚に移しました。

幼児期に子供服を入れていたスペースが子供の成長に伴い空いたので、更に整理してバッグ2つを置けるようにしました

本来は玄関周辺に置くのがベストだと思うのですが、我が家はシュークロークが狭く玄関近くの収納も限られているので、2階から階段を降りてきた導線と、1階から玄関に出て行く動線が最も重なる場所として、リビングの一番右側の棚に収納することにしました。

1階の中心に位置する収納棚なので、1階にいても2階から降りてきてもアクセスしやすい

この場所にして良かった点は、持ち出しやすくなったこと、頻繁に開ける棚なのでよく目についてその存在を忘れないこと、そして、防災バッグの中身の入れ替えがしやすくなったことです。

子ども達のバッグも用意したいので、あと2つ分置けるように調整せねばw

2. 常温保存できる食材を多く常備するようになった

これまでも備蓄の水や食料は用意していましたが、収納場所が限られているので3日分程度しか準備できていませんでした。

また、防災食は割と高価で一度に大量に買い揃えるのは大変だし、賞味期限が近付いてきたら買い換える必要があります。

非常食と言うとインスタント食品が真っ先に浮かびますが、我が家は日頃インスタント食品をあまり食べないんですよね。

たまに1食くらいなら良いのですが、何食も続くとちょっとヤダかも…

非常食の他に、その補助として肉や魚の缶詰、レトルトカレーや牛丼の素といったものは少々備蓄していますが、できれば普段から食べているものを非常時にも食べたいし、災害時は栄養が偏りがちだということも聞いたので、そのあたりのバランスを取れるものを用意できたらいいなと考えました。

その結果、新しいラインナップとして、乾物や常温で保存できて簡単に食べられる次のような食材のストックを増やしています。

  • わかめ、クイックアップのひじき、切り干し大根、海藻サラダなどの乾物
  • 大豆、コーン、果物などの缶詰やパック
  • お餅、米粉、きなこ、豆乳など
  • 嗜好品(ドリップコーヒー、ジュース、ぜんざい、黒糖、果物の缶詰等)

特に嗜好品は、栄養として必須というものではありませんが、災害時は非日常的な状況でパニックになりがちなのであると安心すると災害経験者から聞いたので、取り入れるようにしました。

非常時には、火や水がいらないものを食べるのももちろんありですが、普段食べているもので簡単に調理できるもの・栄養が取れるものという点にも意識を広げて、食材集めをしています。

まだまだ少ないですが集め始めた食品たちの一部。日頃の料理で使っては補充するのでキッチン下部収納へ(缶詰や防災食は別の場所に保管しています)

これ気になっています↓ ポリ袋にわかめやコーンと一緒に入れてモミモミすると水で戻さなくても豆腐サラダが作れるってやつ、アウトドアでもやってみたいのよね。

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3. 電気を使わない暖房を用意した

冬なら日本中どこでも寒いかもしれませんが、私が住む地方は雪国でとにかく寒いです。

もし電気が止まって暖房が使えなくなったら一大事です。

灯油を使っている家も多いですが、うちは高気密の家なので灯油ストーブは換気に気を遣わなければならず、何よりそのためだけに灯油を買うのは非効率。

そこで、電気や灯油に頼らず使える熱源を購入しました。

カセットガスストーブです。

カセットガスストーブはカセットガス1本で暖を取ることができます。

カセットガスなら、夏場にアウトドアでカセットコンロを使うので備蓄しても消費していけると思ったのが決め手でした。

また、部屋の一角で使うのにちょうど良い大きさなので、今後子どもたちの勉強机の下の足元の冷え対策や脱衣室の電気ストーブが使えなくなった場合に後継機として使えそうです。

一応室内用ですが、ちょっとしたアウトドアで使うこともできそう(注:自己責任です)


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このカセットガスストーブだけでなく、アルミシートやカイロも用意しています。

湯たんぽもあると良いかなと思いつつ、現状家族で使う人がいないのでペットボトルで代用すれば良いかなと考え、購入していません。

あれもこれも用意しなければと思うとキリがないので。

それより、普段からも使えるもの、消費していけるものという観点でモノを選んでいます。

まとめ

能登半島地震後に追加した我が家の防災対策について紹介しました。

  1. 防災バッグの収納場所を見直し、持ち出しやすい場所に移した。
  2. 非常食のバリエーションを広げ、普段から使っている乾物や常備保管のものを増やした。
  3. 防寒対策用に、停電時にも使えるカセットガスストーブを購入した。

我が家の元々用意している防災用品や備蓄食品については、自分自身の整理のためにも今後改めて詳しくまとめようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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