新年の抱負とセットにしたい「今年の一文字」の設定
皆さんは、新年または一年のどこかの節目で、次の一年の目標や抱負などを考えることはありますか?
箇条書きにしてみたり、テーマ別に設定してみたりと、いろいろな目標設定のやり方があると思いますが、それらのイメージをひとつにまとめる「一文字」を一緒に考えておくと、目標に向かって走りやすくなります。
よくある、年末にその一年を振り返って表現する「今年の一文字」を、先に設定してしまうというわけですね^^
今回は、今年の一文字を設定するメリットや、設定方法をご紹介します。
一年の過ごし方の軸になる「今年の一文字」
なぜ、抱負や目標の他に「一文字」を設定するのか?
設定する一文字は、いわばこの一年間の「羅針盤」になるからです。
予定が変わる、環境が変わる、気持ちが変わる、予期せぬ出来事発生…等々、年の始めに設定した目的地までの道中には様々なトラップ(悪いことばかりではないけどね)が待ち受けています。
外的要因だけでなく、自分の心の中に迷いや疑いが出てくることも考えられます。
そんなとき、一年の最初に決めた一文字を思い出して、自分はこういう一年にしたかったんだった!ということを思い出すきっかけにできます。
また、選択肢にぶつかった時にも、自分の軸とも言える一文字を思い出して自分に問いかけ、選んでいくことができます。
この一年を過ごすための「お守り」とも言えそうですね^^
2024年の一文字を決めるワーク
ワークは3つのステップで行います。
【step 1】
前年にあった大きな出来事(インパクトのあったこと、影響が大きかったこと等)を書き出す。
【step 2】
これからの一年に叶えたいことを、制限なく思うままにどんどん書き出す!
【step 3】
やりたいことを眺めてみて自分のテーマとなりそうな「一文字」を決め、その理由を言葉にしてみる。
ひとつずつ解説していきます。
【step 1】前年にあった大きな出来事(インパクトのあったこと、影響が大きかったこと等)を書き出す。
まずは過去の振り返りから。
どんなことがあったでしょうか。思うままに、ネガティブなこともそのまま吐き出してOK。
それに対して、自分が何に気付いたり、学んだり、行動した(しなかった)のかを思い出します。
【step 2】これからの一年に叶えたいことを、制限なく思うままにどんどん書き出す!
前年の振り返りが終わったら、次はこれから叶えたいことをどんどん書いてみます。形式は関係ありません。箇条書きでも白紙に自由に書くでも何でもOK!
やりたいこと、変えたいこと、辞めたいこと、自分の望みを頭と心の中からぜーんぶ取り出すようなイメージで書き出してみてください。
【step 3】やりたいことを眺めてみて自分のテーマとなりそうな「一文字」を決め、その理由を言葉にしてみる。
一呼吸整えたら、step2で書き出したものを俯瞰してみます。
あなたは何を望んでいますか?全体を見て思いついたイメージでもよし、書き出しているキーワードに着目するもよし。方向性を定めるような「一文字」を決めてみましょう。
ちなみに「一文字」は、漢字一文字だけでなく「一言」「一文」など、自分がしっくりくるものを選べばOKです。
一文字が決まったらその理由を言語化しておくと、よりマインドセットを強められると思います。
2024年最初の振り返り会
月に一度「月イチ振り返り会」というゆるい会を開催しています。
1ヶ月を振り返る時間を敢えて自分に与えることで、ご自身を客観視していただいたり、翌月に繋げるステップを設定したりしています。
2024年、第一回目の振り返り会は新春特別編ということで!
2月以降の振り返りがしやすくなるかなと思ったので、この「今年の一文字」を設定するワークを皆さんと一緒にやってみました。
前半20分はzoomで繋ぎつつ各自自由にミュートまたは画面オフにしてもらって書き出し作業を、後半は今年の一文字の発表と、話せる範囲でその理由や意図をひとりひとりお話していただきました。
書き出しは1人でもできるのですが、このシェアタイムが実は大事で、
「自分の考えを言語化して自分の耳から入れ直すとマインドセットになる」
「みんなに聞いてもらうことで”宣言”になる」
「他の方の発表を聞くと自分のモチベーションもアガる」
こういったことが、この会の醍醐味です。
自分の決めた一文字を発表をして”宣言”した後の皆様、なんだかスッキリしたお顔です。
ちなみに、私の今年の一文字とそれを着想したきっかけはこちら
月イチ振り返り会のご案内はこちら
年々時間の流れが早くなっていると感じる方へ
それは私のことだ(笑)
早くも2024年の最初の1ヶ月が終わりそうです。
年々、時間の流れが早くなっていると感じているのは私だけ…ではないはず!
人生全体の時間を分母と考えると、7歳の子供の一年は7分の1なのに対して、44歳の大人の一年は44分の1となるわけですから、実際のところ短く感じるのも当然ですよね^^;
というわけで、大人になればなるほど、一年をどう意識して過ごしていくかが大事だと言えそうです。
今更新年の抱負なんて…と思わずに、あなたのタイミングいいので、羅針盤の役目を果たす「一文字」を考えてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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