かたづけカフェvol.3 「手放せない」について考える

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ずっと手に握っている手放せないモノたち。

その握りしめた手を緩められたらどんなに楽だろう…

でも、「手放せない」には何かしら理由があるはず。

そこを紐解くことが、自分のモノの持ち方や思考の癖を見つめることにつながります。

 

5月22日(日)に、Farmer’s table 冬の日さんにて
かたづけカフェvol.3を開催させていただきました。

(冬の日さん、いつもありがとうございます)

過去の開催レポはこちら↓

今回のテーマは

「それはモノ?ココロ?”手放せない”について考える」

 

ちょっと難しいテーマかなとも思ったのですが、
ご自身だけでなく、ご家族の片付けでお悩みの方もいらっしゃるので、
掘り下げて何かヒントに繋がったらいいなという気持ちで選んでみました。

今回は定員を超える5名の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます!

 

かたづけカフェとは

まずはおさらい。かたづけカフェってこんな会です。

 

美味しいスイーツと飲み物を楽しみながら

集まったみんなとのお喋りを通じて

自分の気持ちを言葉にしたり

他の人の体験談を聞くことで

自分の考えがちょっとまとまったり
別の視点に気付いたりできる

頭の中のおかたづけのきっかけづくりの場所

それが「かたづけカフェ」です^^

 

かたづけカフェが目指す3つのこと

1.アウトプット

2.共感・発見・気付き

3.かたづけスイッチオン

自分の言葉でアウトプットして
自分の心の内側や考え方を自分の耳から聞くことで、
あれ?そうだったのね、私?と気付くことがあります。

そして、人の考えを聞くことで
自分とは違った見方にも気付くことができます。

そんな話をしているうちに、
「よーし、まずはこれをやってみよう!」
という、かたづけスイッチが入ったらNICE!

セミナーではないので、方法論などを一方的にお伝えするのではなく、
考えていく上でヒントとなりそうなことをピックアップし、
それについて皆さんで話をしていく、そんな気軽なお喋りの会です^^

 

「手放せない」について考える

今回のテーマは「手放せない」です。

皆さんの手放せないモノやコトって何でしょうか?

・思い出の〇〇、思い出まで捨てるみたいで処分できない

・高いお金を出して買った〇〇、せっかく買ったものだから手放せない~

・仕舞いっぱなしの〇〇、使ってないけど何かに使えそうだからそのままに…

・いつか使うかもと取ってある〇〇、捨てたら後で後悔しちゃうかも

・人からもらった〇〇、好みじゃないけど捨てるなんて失礼だし…

こんな感じで、手放せないモノって何かしらありませんか?

参加いただいた皆様には、
まずご自身の「手放せないモノとその理由」について考えていただきました。

洋服、雑誌、新聞の切り抜き、子供の作品、文房具、紙袋、家電の入っていた箱、等々。
いろいろ出てまいりました!

こうやって手放しましたという具体的な実例も出てきて、
「なるほど~」と皆さんの参考になっていました。

また、「こういうものを取ってあるけれど…これはもういらないよね」と
ご自身の状況を言葉にすることで改めて考えを明確にした方もいらっしゃいました。

なんとなく頭の中でモヤモヤと思っていたことを、
こうしてアウトプットして声にして聞いてみるのは大事ですね!

ここでお待ちかね♪この日のスイーツは抹茶のケーキ。
中に干し柿、上にココナッツという意外な組み合わせが美味しすぎます。(語彙力w)
冬の日さんのおやつは、いつも体とココロへの優しさを感じます^^

後半は、手放せないモノ・コトを考えるためのヒントをいくつか紹介していきました。

手放すことが苦手な人の考え方の特徴についてや、
ライフオーガナイズならではの「モノではなく人を主体に考える」ことも、
自分の思考の癖を知り見方を変えることにつながるかなと思い、
お話させていただきました。

 

アウトプットが生み出した奇跡

手放し方の一例として「必要としている人に譲る」という話になった時。

「これは絶対必要としている人がいると思うけど、
そういう人が見つからなくて手放せないんです」
という店主さんの言葉を聞いて、参加者様の中から
「今まさにそれ必要としています」と方が!

現状をアウトプットしたことで生まれたマッチングという奇跡!

その場でお話がまとまり、
もう必要ではないけれど捨てられないモノが、これから必要となる方へ手渡されるという
現場を皆で共有することができました。

いただいた方は勿論、手渡した店主さんも「すっきりしました!」と喜ばれていました。

そして、不思議なことに、
その光景を見ていた私たちも、とても嬉しい気持ちになったんです。

モノが大切にされながら循環していく様子と、
それが双方の喜びに繋がった様子を感じることができたからかもしれません。

 

ご参加いただいたお客様の声

いただきました感想・気付きから一部抜粋してご紹介します^^

「なぜ手放せないのか」を考えることは、スタートでありゴールでもありますね!
「リスク回避を先延ばしにする」とのご指摘、本当にそのとおりで、一番心に残りました。

そうなんです!どうやったら手放せるかを紐解くには、
そもそもなぜ手放せないかという理由(=思考の癖であり、価値観)を知ることが
大事かなと思ったので、一緒に考えることができて私もとっても勉強になりました!

手放し方や物との向き合い方のヒントをいただきました。
長い目で見つつ、少しずつ手を掛けていこうと思います。

手放せない気持ちに向き合うには「時間」が必要、と皆さんとの会話の中でも
出てきていましたね。ご自身のペースで向き合っていきたいですね^^

自分では知らなかった、考えていなかった情報(アプリの活用…等)をいただいたり
自分の言葉で話すことで、自分の考え・思考に気付けたことがよかったです。

知らなかった情報を得ているのと同時に、ご自身の経験も皆さんにシェアされていましたね。
アウトプットしてご自身の思考に気付けたとのこと、嬉しいです^^

参加した皆さんと共通した悩みが多く、自分だけではないと感じました
自分がなぜ捨てられないタイプの人間なのか知れたので少しずつ変えていけたら…と思いました。

悩んでいるのは自分だけでないって思うと、少しココロが楽になれますよね。
ご自身の傾向に気付けたとのことなので、そこを意識していけば変わっていきそうですね♪

他人の物(親)の片付けについては、背後にある気持ちを考えることもとても参考になりました。
”捨てる”との言い方ではなく、捉え方を変えてみる事も面白い発想だと思いました。

自分以外の人の問題について考える時、どうしても自分からの見方で捉えてしまいがちなので、
その人はなぜそのように考えるのか?と俯瞰してみると、別の視点に気付ける…かもしれませんよね!

ひとつの物を一回でかたづけるのは無理なんだとわかりました。
何回も向き合いながら、さよならするんですね。

苦しい気持ちで無理矢理さよならしても、心残りができてしまいますよね。
最初は大きな箱に入れて、だんだん減らして小さな箱にしていく、というお話もあったように、
時間をかけて段階を踏んで、少しずつ気持ちに沿わせながら片づけを進めていきたいですね^^

 

お皿が空になってから記念撮影。

※お写真、感想の掲載につきましては、皆様に許可をいただいております。
ご協力ありがとうございました。

 

お庭の緑と、窓から入ってくる風が清々しく、
その中で過ごす時間はとても心地よいものでした。

かたづけカフェは
上越市内のカフェやコミュニティスペースにて、
月1回(を目標に!)開催しています。

次回は6月の中~下旬頃を予定しています。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

よかったらこちらもご覧ください↓

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